5-186-8 ISHIKAWACHO, YOKOHAMA 045-641-1511 金-日 13:00-19:00 / FRI-SUN 13:00~19:00
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ERIKUSA TEI

Tei Erikusa
丁襟草

06.02.2017 ~ 06.12.2017

営業時間: 金〜月 13:00〜19:00

HOURS: FRI-MON 13:00~19:00

丁襟草  ERIKUSA TEI

「鳥獣らくご」

6.02..2017 - 06.12.2017

ARTIST RECEPTION 06.04.2017  18:00 - 20:00  ¥500

襟草丁さんはペン、水彩、刺繍などを和紙に施した、様々な動物が落語の世界を表す、カラフルで繊細でウキウキする作品を見せてくれます。

Artist Erikusa Tei presents her unique combination of drawing, watercolor, and stitching on traditional Japanese paper. The work has representations of various wildlife performing the traditional art of storytelling called "raku-go". Her pieces are colorful, detailed and delightful.


まず手法があっての制作ではなく、表現したい物事やイメージをどう具現化するかで手法を

模索・選択し制作している。よって、形の一貫性には欠けるかもしれないが、思考と方法で

は一貫している。「鳥獣らくご」で表現するのは文字どおり「落語」。浮世絵的顔立ちの動

物、my代名詞的キャラクターで古典落語の噺を描く。

 

幼少期あるいは多感な時期に触れたモノ・コトは、その後その年代やタイミングで様々なモ

ノ・コトがさしはさまれはするが、結局は自己の根にあるものが表面化、或いは何らかが契

機となって意識化し残ってゆく気がしている。

落語もそんなもののひとつで、小学生の頃、父がBGM的につけていたTV放送の落語をスルー

することなく眺め、多分意味もよくわかっていなかったと思うが終いまで見ていた記憶があ

る。噺家の語り口が非常に耳に心地良かったのであろうと当時を振り返って分析するが、つ

まり落語にひかれる根元はきっとそのあたりに遡る。

 

自分自身の単純で純粋な趣味をテーマとして扱いたいと考える一方で、殺伐とした時世、個人

主義に走りがちな昨今、落語の世界観や江戸の粋を語る必要性を感じる。落語の、その噺ひと

つひとつの世界を表現しきれるとは露程も思っていない。むしろそこが目的ではなく、コミュ

ニケーションのツール、導入としてのツールになることを願う。

 

 

(プロフィール)

表現家。ペン・水彩・顔彩・糸等を使用した平面作品。表現としての料理。インスタレーション。

主な展示。

2014年 都筑アートプロジェクト「ニュータウン遺跡ハウス」展(横浜・大塚歳勝土遺跡公園)

2015年 池袋アートギャザリング2015(池袋・リビエラカフェ)

2015年 ポコラート全国公募展vol.5(東京・アーツ千代田3331)

2016年 個展「天文学のなかには文学がかくれている」(横浜・ランチパッドギャラリー)

2016年 木津川アート2016(木津川市・AOTAKE)

 

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