今年の3月、アートでみんなを包み込んだKAIEさんが天に召されました。親しかったアーティスト仲間や友人たちはその不在が心にとても大きな空洞を作ったことに戸惑い、何かできないかと思い続け、その思いに動かされ、彼女を追悼する展覧会と、彼女が毎年大事にしていた夏至の祭を開くことにしました。KAIEさんの作品や彼女にワークショップで教えてもらいながら作った作品を持ち寄り、彼女の人柄や作品、アイデアと生き方が詰まったKAIEワールドで共に過ごした時間を振り返り、彼女の大きくて強い優しさを偲びたいと思います。

追悼回顧展ではKAIEさんの作品を中心に、ワークショップやパフォーマンスに参加された方の作品とコメントも交えて、KAIEワールドを振り返ります。

KAIEさんを偲ぶ会6/21のTenjishitu常盤町での夏至祭では、花冠を作りながらKAIEさんについて所縁のある人々が語り合い、6/22は衣装で度々コラボしていたダンサーの苫野美亜による振り付けで3人のダンサー(寺坂薫、中澤ユリサ、上野由里加)がKAIE作の衣装を着てパフォーマンスします。